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【「仕組み化」と「ルール化」①】 〜よく似ているけれど、実は違う〜

こんにちは。harmoniaの佐藤京子です。


歯科医院で院長やリーダーの方とお話していると、こんなお声を聞くことがあります。


「どうして、言った通りにやってくれないんだろう」「スタッフによって対応がバラバラで…、ちょっと困っていて」


そんな時、多くの方がまず思いつくのは「ルールを決めよう」ということかもしれません。でも、そこでちょっと立ち止まってみていただきたいのです。


「ルール化」と「仕組み化」


このふたつ、似ているように見えて、実は役割も目的も違います。

現場で起きている“やりにくさ”や“モヤモヤ”の原因は、「どちらかが足りない」「混ざってしまっている」ことが多いのです。


たとえば、


「毎回やり方が違う」「スタッフごとに指導がぶれる」 

→それはルールがないからではなく、仕組みが整っていないのかもしれません。


「またルールが増えた」「なんだかやらされている感じがする」

→それは仕組みづくりが追いつかないまま、ルールだけでコントロールしようとしている状態かもしれません。


現場をなめらかに、そして心地よく動かしていくには、このふたつをしっかり区別して考え、それぞれの役割を活かすことが大切です。


次回は、それぞれがどんなふうに現場で働いてくれるのか、具体的に見ていきたいと思います。


最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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