【「仕組み化」と「ルール化」①】 〜よく似ているけれど、実は違う〜
- 華衣 瀬沼
- 6月1日
- 読了時間: 2分

こんにちは。harmoniaの佐藤京子です。
歯科医院で院長やリーダーの方とお話していると、こんなお声を聞くことがあります。
「どうして、言った通りにやってくれないんだろう」「スタッフによって対応がバラバラで…、ちょっと困っていて」
そんな時、多くの方がまず思いつくのは「ルールを決めよう」ということかもしれません。でも、そこでちょっと立ち止まってみていただきたいのです。
「ルール化」と「仕組み化」
このふたつ、似ているように見えて、実は役割も目的も違います。
現場で起きている“やりにくさ”や“モヤモヤ”の原因は、「どちらかが足りない」「混ざってしまっている」ことが多いのです。
たとえば、
「毎回やり方が違う」「スタッフごとに指導がぶれる」
→それはルールがないからではなく、仕組みが整っていないのかもしれません。
「またルールが増えた」「なんだかやらされている感じがする」
→それは仕組みづくりが追いつかないまま、ルールだけでコントロールしようとしている状態かもしれません。
現場をなめらかに、そして心地よく動かしていくには、このふたつをしっかり区別して考え、それぞれの役割を活かすことが大切です。
次回は、それぞれがどんなふうに現場で働いてくれるのか、具体的に見ていきたいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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